発想から発送ま驚 3

私はヒラメイたらどうしているか、お教えしよう。今の世の中、メモするなぞ古い、文

明の利器「携帯電話」の録音機能を活用すればよい。トイレでも食事中でも、ヒラメイたら

録音ボタンを押して記録するし、数字はメモリー機能に保管する。



「発送」とは、肉体の「動的エネルギー」が大活躍するのだ。頭で考え出した事を体で、実

行する。どのようにすばらしいアイディアを蓄えても、行動がなければ社会的にも個人的

にも何のプラスもない。



その動的エネルギーを、効率よく活用するには目的・戦略・戦術という三つの要素が大

切になってくる。本来の発送という意味で表現すると、目的とは荷物を、どこまで遡ぶか。

目的地を意味する。戦略とは、どのような方法をとるか。



たとえば、JRにするのか、トラックにするのか。戦術とは、どのルートで行動するの

か。時間でルートを設定するのか、コストで設定するのか。

発想から発送ま驚 2

このヒラメキというものは、ちょっとだけ厄介なものである。なぜならヒラメキのおき
やすい場所・時間・環境が問題なのだ。なにかを、発想しようとして机にむかっても、ヒ
ラメかない。心理学によるとヒラメキやすい場所・時間・環境があるという。
場所でいえば、ベッドの中、トイレ、乗物の中、風呂など。時間でいえば、圧倒的に真
夜中だそうだ。環境ではどうか、飲食中、人と対話申など。すなわち意外と物事を考える
必要のない状況下で、ヒラメキはおきる。これは、人間の潜在意識が働き出しやすい状況
といえる。ところがヒラメキは、一瞬なので普通の人は書きとめたりしないので、すぐ忘
れてしまう。
ある作曲家は、トイレでメロディがヒラメイた時、トイレの壁に自分の排泄物で書きと
めたという。まさしく執念である。このようにヒラメキとは、雷のようなものだ。雷は、
いつ、どこに落ちるかわからない。

発想から発送ま驚 1

20世紀は、発想と発送が分離しても生きていけた時代である。「なに、発想と発送なん

か、まったく意味の違う言葉だ。」と、思われる読者が多いと思いますが、21世紀は発想

から発送までを一環してできる人が、要求される。



「発想』とは、大脳の動きの「静的エネルギー」が大活躍するのだ。物事を考え出すのが静

的エネルギーである。このエネルギーは、基本的には誰もがもっているし、また訓練によ

って大きく発達する。ノーベル学者や多くの発明家たちは、この能力が優れている。この

能力を増幅するコツがある。

静的エネルギーからの発想とは、ひらたく言えばヒラメキに

過ぎない。

呆今其蒔・其時只今 3

そのためには、自分の仕事については、あらゆるケースを想定して会社内だけではなく

家に帰って寝るときまで準備をしておかなければならない。それが一流と二流の大まな差

である。



人間の価値とは、まさしく緊急時にこそあらわれるものである。確かに国家レベルでの

緊急時の対応のまずい、この日本で育ったからとは、個人レベルでは言い訳をしたく:ない

ものだ。

 

呆今其蒔・其時只今 2

社内において、急に社長や上司から呼び出しがあって 「君は、この件についてどう考えるか?」に対して

「急に意見を聞かれましても……」になってしまう。

会議においてもfOOサン、どう思いますか?」「急に、指名されたものですから……」では、プロとはいえない。

人につかえている以上、いつ何時、どのような場所(例えば飲み会の席でも)でも

自分の仕事に関しては 堂々と意見を述ぺられるようにしておかなければならない。
 

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