発想から発送ま驚 2

このヒラメキというものは、ちょっとだけ厄介なものである。なぜならヒラメキのおき
やすい場所・時間・環境が問題なのだ。なにかを、発想しようとして机にむかっても、ヒ
ラメかない。心理学によるとヒラメキやすい場所・時間・環境があるという。
場所でいえば、ベッドの中、トイレ、乗物の中、風呂など。時間でいえば、圧倒的に真
夜中だそうだ。環境ではどうか、飲食中、人と対話申など。すなわち意外と物事を考える
必要のない状況下で、ヒラメキはおきる。これは、人間の潜在意識が働き出しやすい状況
といえる。ところがヒラメキは、一瞬なので普通の人は書きとめたりしないので、すぐ忘
れてしまう。
ある作曲家は、トイレでメロディがヒラメイた時、トイレの壁に自分の排泄物で書きと
めたという。まさしく執念である。このようにヒラメキとは、雷のようなものだ。雷は、
いつ、どこに落ちるかわからない。

発想から発送ま驚 1

20世紀は、発想と発送が分離しても生きていけた時代である。「なに、発想と発送なん

か、まったく意味の違う言葉だ。」と、思われる読者が多いと思いますが、21世紀は発想

から発送までを一環してできる人が、要求される。



「発想』とは、大脳の動きの「静的エネルギー」が大活躍するのだ。物事を考え出すのが静

的エネルギーである。このエネルギーは、基本的には誰もがもっているし、また訓練によ

って大きく発達する。ノーベル学者や多くの発明家たちは、この能力が優れている。この

能力を増幅するコツがある。

静的エネルギーからの発想とは、ひらたく言えばヒラメキに

過ぎない。