具体的に表すと、大阪から東
京へ荷物を運ぶとします。目的は、東京のどこにいつ着けるのかを決める。そこで出発時
間と目的時間、また荷物の大きさで戦略を決める。大きな荷物であれば、トラックに決め
たとする。戦術は、急ぐならば高速道路を使う、コストでならば一般道を走る。結果とし
て目的どおりに、到着すればよい。
一般社会において20世紀は、発想する人は専門的に考えるr静的エネルギー」で社会に
貢献し、その発想から生まれたものを「動的エネルギー」で、形に変え物質文化として世の
中に発送してきた。つまり発想と発送の分業で、構築されたのが20世紀である。
21世紀はどうかというと、小室哲哉のように発想で作詞作曲し、その音楽を世の中に
発送しつづけるような、総合プロデューサーが求められる。小室哲哉にはなれないが、あ
なたの環境のなかで、発想から発送までをクリエイトできるプロデューサーを目指すべき
である。
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発想から発送ま驚 1
20世紀は、発想と発送が分離しても生きていけた時代である。「なに、発想と発送なん
か、まったく意味の違う言葉だ。」と、思われる読者が多いと思いますが、21世紀は発想
から発送までを一環してできる人が、要求される。
「発想』とは、大脳の動きの「静的エネルギー」が大活躍するのだ。物事を考え出すのが静
的エネルギーである。このエネルギーは、基本的には誰もがもっているし、また訓練によ
って大きく発達する。ノーベル学者や多くの発明家たちは、この能力が優れている。この
能力を増幅するコツがある。
静的エネルギーからの発想とは、ひらたく言えばヒラメキに
過ぎない。